早月川電力は、農業用水の取水・管理と合わせて現在2か所の水力発電所を運営
しています。発電の利潤は農業業水路の維持管理の費用に充てることにより、
地元農家の生産コスト低減と競争力強化に貢献しています。
また、大雨・洪水時には頭首工及び下流用水等の調整により、地域の防災・
減災にも貢献しています。
当社が初めて運転開始した発電所です。国営蓑輪頭首工を取水ダムとして最大15.18m³/secを取水し、国営幹線導水路にて約3km導水し、有効落差47.25mを利用して最大出力6,000kWの電気を発電しています。発電後の水は再び農業用水に戻され、田んぼの水として利用されています。
取水河川名 | 二級河川 早月川水系 早月川 |
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取水位(最大時) | 204.000m |
放水位(最大時) | 127.822m |
総落差(最大時) | 76.178m |
有効落差(最大時) | 47.250m |
最大出力 | 6,000kW |
最大使用水量 | 15.180m³/sec |
年間発電電力量 | 22,337MWh |
水車型式 | 立軸カプラン水車 |
発電機 | 立軸三相交流同期発電機 |
水圧管路延長・内径 | 174.241m Φ1.800~4.300m鉄管(斜長) |
着工 | 昭和53年(1978)8月 |
運転開始 | 昭和55年(1980)4月 |
当社2番目に運転開始した発電所です。早月発電所同様に国営蓑輪頭首工を取水ダムとして早月発電所使用水量の一部の11.60m³/secを分水し、水圧管路延長約400mを導水し、有効落差13.2mを利用して最大出力1,300kWの電気を発電しています。発電後の水は再び国営導水路に戻され、早月発電所へ送水します。
取水河川名 | 二級河川 早月川水系 早月川 |
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取水位(最大時) | 203.883m |
放水位(最大時) | 188.700m |
総落差(最大時) | 15.183m |
有効落差(最大時) | 13.200m |
最大出力 | 1,300kW |
最大使用水量 | 11.6m³/sec |
年間発電電力量 | 7,100MWh |
水車型式 | 立軸カプラン水車 |
発電機 | 立軸三相交流同期発電機 |
水圧管路延長・内径 | 397.172m FRPM管 |
着工 | 平成25年(2013)8月 |
運転開始 | 平成27年(2015)4月 |